香川県観音寺市のご当地グルメにと、まちおこし団体が地元食材を使った新商品のブランド化を進めている「天空の七宝」シリーズに、八宝菜をもじった冷凍食品「七宝菜」が登場した。市特産のロメインレタスをはじめ11種類の具材を使用し、白みそ仕立てで手間暇をかけて下味を付けている。


ロメインレタスをはじめ11種類の具材を使った「天空の七宝菜」

ロメインレタスをはじめ11種類の具材を使った「天空の七宝菜」


 同シリーズの第11弾の商品。冷凍食品製造のだいや食品(観音寺市)が開発、発売した。

 商品名は「天空の七宝菜」。ロメインレタスは三つの部分に分け、調理法を変えている。根元の薄い緑色の部分と、中間の部分はしゃきしゃきとした食感を楽しめるようにした。葉先の濃い緑色の部分は時間をかけてゆがき、あくを抜いている。

 具材はほかに白菜、ニンジン、豚肉など。エビは酒に漬けて一晩寝かせ、味を染み込ませている。スープはイヅツみそ(同市)の白みそを使った。1パック200グラム入りで希望小売価格は540円。同市の道の駅ことひき、アオハタ鮮魚店などで販売している。

 だいや食品の高橋登美子専務は「おかずの一品としてはもちろん、ごはんにかけたり、酒のさかなにしたりして味わってもらえれば」と話している。

(四国新聞・2022/03/22掲載)

道の駅ことひき


アオハタ鮮魚店



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