香川さぬき市多和の四国霊場88番札所・大窪寺の近くで、シダレザクラが見頃を迎えている。咲き誇るピンク色の花が山里に春の訪れを告げ、結願を迎えたお遍路さんや家族連れらの心を癒やしている。


見頃を迎えて咲き誇る大窪寺近くのシダレザクラ=さぬき市多和


 咲いているのは、大窪寺門前にある食堂「八十八庵」の駐車場脇と徒歩5分ほどの山の斜面。花好きだった先代店主(故人)が約40年前から少しずつ植栽したもので、現在は2カ所合わせて25本ある。

 現店主の井川義雄さん(71)によると、今年は約1週間前から少しずつ咲き始め、ここ数日の気温の上昇で一気に花が開いた。井川さんは「開花時期や花つきは例年並み。新型コロナウイルスの影響でストレスを抱えている人もいると思うが、花を見て和んでもらえたら」と話していた。

 2日に11回目の結願を果たしたという静岡県島田市の谷しのぶさん(73)は「どこで見ても桜はきれい」と表情を緩めていた。

 花は10日ごろまで楽しめる見込み。

(四国新聞・2022/04/04掲載)



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