香川県高松市のバレエ教室「クラシカル・バレエ・ワークス」(代表・森薫)の「第11回バレエ・コンサート『白鳥の湖』第3幕」が9日、同市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。2019年度の県文化芸術新人賞を受賞したバレエダンサー政本絵美(31)=同市出身=をソリストに迎え、受賞記念公演として実施。第一線で活躍する政本が華麗な踊りで魅了する。


オディールを演じる政本絵美(C)FukeStudio


 政本は高松商業高出身。国内のコンクールで入賞を重ね、09年に「チャイコフスキー記念東京バレエ団」に入団。19年にソリストに就任し、ウィーン国立歌劇場やイタリア・スカラ座など海外公演も重ねた。

 同コンサートでは、王宮の舞踏会を描いた第3幕に37人が出演。さまざまな国の踊りが展開され、政本が演じる黒鳥オディールと王子との駆け引きが見どころ。政本は「幅広い年齢層でつくり上げた舞台。素晴らしい音楽に浸りながら、楽しいひとときを過ごして」と来場を呼び掛けている。

 悪魔ロットバルト役は夏山周久、王子役はブラウリオ・アルバレスが務める。

 17:30開演。入場料は3千円(全席指定)。問い合わせはクラシカル・バレエ・ワークス、電話087-822-2378。

(四国新聞・2022/04/07掲載)


レクザムホール



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