香川県土庄町の戸形公民館(旧戸形小学校)前の海上で、こいのぼりが掲げられ、春の潮風に揺れている。子どもの健やかな成長を願って地元の自治会などが毎年実施するこの時季の風物詩で、5月7日まで。


潮風に揺れるこいのぼりを見上げる家族連れ=香川県土庄町、戸形公民館前

潮風に揺れるこいのぼりを見上げる家族連れ=香川県土庄町、戸形公民館前


 こいのぼり掲揚は、地域のボランティア団体が1990年に始め、2005年の戸形小閉校後も地元自治会などが継続して実施。小豆島最西端の戸形崎と、岸から約80メートル沖の岩場に立てた支柱の間にワイヤを張り、各家庭などから寄せられた30匹を飾り付けた。

 今年は、ロシアから軍事侵攻されたウクライナの国旗も掲げた。善通寺市から見に来ていた会社員の男性(36)はウクライナの現状に触れ「青い空、美しい海と一緒にこいのぼりを見ると平和のありがたさを実感する」と一言。長男(4)は「いろいろな色のこいのぼりが元気に泳いでいてうれしい」と笑顔を見せた。

 こいのぼりは潮風で傷みやすく、自治会では家庭で使わなくなったものの提供を呼び掛けている。受け付けは戸形公民館、電話0879-62-0108(平日8:30~17:15)。

(四国新聞・2022/04/10掲載)



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