ネモフィラ一面に まんのう公園
香川県仲多度郡まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で、ネモフィラが見頃を迎えている。スカイブルーの”じゅうたん”が一面に広がり、来場者の目を引き付けている。
ネモフィラは北米原産の一年草。かつては花壇の隙間を埋める脇役的な存在だったが、近年は撮影対象として人気が高まっている。同公園で植えている品種「インシグニスブルー」は、英名で「ベイビーブルーアイズ」(赤ちゃんの青い瞳)と呼ばれ、直径3センチほどの愛らしい青と白色の花を咲かせる。
約6千平方メートルの「花巡りの丘」では、約35万本のネモフィラが斜面を青く染めている。家族連れやカップルらが続々と訪れ、写真を撮り合ったり、無料貸し出しのほうきにまたがったりして楽しんでいる。
同公園では、「青竜の谷」と「花竜の道」でも約20万本を植栽している。見頃は今月末まで。
(四国新聞・2022/04/25掲載)