街を音楽で包み込む「高松ミュージックブルーフェス2022vol.1」が5月5日、香川県高松市のサンポート高松多目的広場・石のステージで開かれる。今年は春と夏の2回に分けて行い、5日のvol.1は潮風漂うサンポートの会場でジャズやアイリッシュ、ポップスなど多彩なジャンルの音楽を響かせる。


「高松ミュージックブルーフェス2022vol.1」の出演者(コラージュ)

「高松ミュージックブルーフェス2022vol.1」の出演者(コラージュ)


 同市などでつくる実行委が毎年開催。12回目となる今年は長引く新型コロナウイルス禍を受け「OPEN OUR MUSIC」をテーマに掲げた。春のvol.1はプロミュージシャン5組を招き、市内各所で行う予定の夏のvol.2は地元ミュージシャンが中心となる。夏の開催日は未定。

 5日は、テレビドラマの楽曲演奏などで知られるアイリッシュフォークバンド「tricolor(トリコロール)」や、今回のために結成されたジャズグループ「金森もといトリオwith広瀬未来、馬場智章」が洗練されたサウンドを繰り広げる。フィナーレは国内外で活躍する歌手の伊藤君子さん=小豆島町出身=が円熟の歌声で締めくくる。

 このほか、ポップスの「Roomies(ルゥミィズ)」、オルタナ・ジャズの「STEREO CHAMP(ステレオ・チャンプ)」が出演者に名を連ねる。



 開演時間は午後2時。観覧無料。国などの新型コロナ感染拡大予防ガイドラインに沿って実施し、観覧エリアには椅子席を設ける。問い合わせは同フェスの企画制作を手掛ける街角に音楽を@香川 087-851-5855。

(四国新聞・2022/04/26掲載)


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