絵本やイラストなどを手掛けるユニット「tupera tupera」(ツペラツペラ)の展覧会「かおてん.」が、香川県高松市紺屋町の高松市美術館で開かれている。身近な素材で作られたユニークな「顔」の立体作品などが並び、想像力を刺激する空間が広がっている。29日まで。


さまざまな「顔」の作品が並ぶ展覧会=香川県高松市紺屋町、市美術館

さまざまな「顔」の作品が並ぶ展覧会=香川県高松市紺屋町、市美術館


 ツペラツペラは亀山達矢と中川敦子のユニット。「かおノート」や「しろくまのパンツ」といった絵本で知られるほか、工作教室やテレビ番組のアートディレクションなど幅広く活動している。県内初となる同展では約180点の絵本原画をはじめ、立体や映像作品など計11シリーズを展示した。

 会場でひときわ目を引くのが、衣類や楽器、食材といった身近な素材を組み合わせて作った顔のパネル(長さ約2メートル)。怒ったり泣いたりと表情豊かな10種類が並び、それぞれ名前や年齢も設定され、どんな“人物”なのか想像が膨らむ作品となっている。

 口や目などのパーツを床に置いてオリジナルの顔を作る体験コーナーは、来場者自身も寝転がって「顔の一部」になれるとあって、家族連れらの人気を集めていた。担当の尾形絵里子学芸員は「子どものころ身の回りの物が顔に見えた経験は誰しもあると思う。大人も想像を膨らませて自宅などで“顔”を探してみて」と話している。

 入場料は一般千円ほか。問い合わせは高松市美術館、電話087-823-1711。

(四国新聞・2022/05/19掲載)

tupera tupera のかおてん.


会場 高松市美術館2階展示室
香川県高松市紺屋町10-4
会期 2022/4/16~2022/5/29
休館日 月曜日
観覧料 一般1000円、大学生500円、高校生以下無料
TEL 087-823-1711

高松市美術館



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