小豆島のホタル観賞スポットとして知られる香川県小豆郡小豆島町中山の「中山ホタルの里」でホタルが飛び交っている。週末を中心に家族連れらが集まり、暗闇の中で黄緑色の光が明滅する幻想的な風景を楽しんでいる。


ホタルを観賞する家族連れ=香川県小豆郡小豆島町中山


 中山ホタルの里があるのは殿川ダムの上流約1キロ付近。地域の住民グループ「一粒の種」が1992年から河川のごみを拾い、生い茂った草木を伐採し、ホタルの幼虫を放流するなど、生育環境の整備に取り組んでいる。

 同グループ代表の亘和彦さん(75)によると、今年は例年より1週間ほど早い5月8日に1匹目を確認。ゲンジボタルやヒメボタルなどが6月中旬ごろまで観賞できるという。

 5月31日夜には家族連れらが次々に来場。川の草陰などでホタルの光を見つけると「あっ、いま光った」などと声を上げながら見入っていた。両親と訪れた土庄小1年の清水粋一君(6)は「光りながらゆっくりと飛んでいる姿はきれいだった」と話した。

 同グループでは12日までの午後7時半~同8時半、メンバーが会場周辺で交通誘導やホタルが多い場所などへの案内を行う。亘代表は「安全・安心が第一。互いに譲り合いながら多くの人に楽しんでもらいたい」と呼びかけている。

(四国新聞・2022/06/04掲載)


中山ホタルの里



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