松田華音の魅力存分に 高松出身のピアニスト 4年ぶり地元リサイタル 25日・レクザムホール 学生向けトークも
香川県高松出身のピアニスト・松田華音の4年ぶりとなる地元リサイタルが25日、高松市玉藻町のレクザムホール大ホールで開かれる。繊細で艶やかな松田の魅力を存分に堪能できるオールショパンプログラム。音楽を志す学生向けのトークも用意され、人柄に触れることもできそうだ。
松田は1996年生まれ。6歳でモスクワに渡り、ロシア最高峰の名門音楽学校で研さんを積んだ。昨年モスクワ音楽院大学院を修了、現在は東京を拠点に活動している。
リサイタル当日はショパンの「スケルツォ」4曲をすべて披露。「冗談」や「滑稽」の意味を持つ曲名に対して、旋律は激しく、暗く、明るく―とさまざまに印象が変化する。演奏家には高いテクニックが求められる難曲として知られるが、松田にとっては持ち味を生かせる演目となっている。
また、終演後に学生向けのトーク・プログラムを開催。幼い頃からピアノに打ち込んできた松田が、音楽を志す後進のために自身の経験を交えながらメッセージを送る。当日入場した学生に限り聴講可能。
午後2時開演。一般4500円、学生1500円(要予約、当日は不確定)。問い合わせは県民ホールサービスセンター、電話087-823-5023。
(四国新聞・2022/06/10掲載)
松田華音 オール・ショパン ピアノ・リサイタル
とき | 2022年06月25日
開場13:15 / 開演14:00 / 終演16:00(予定) |
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ところ | レクザムホール大ホール 香川県高松市玉藻町9-10 |
入場料 | 全席指定 一般4500円 / 学生1500円 |
TEL | 県民ホールサービスセンター 087-823-5023 |