高松国税局は、四国で日本酒やビールなどを生産している製造所を集めた「四国酒蔵マップ」の第5弾を作製した。製造所は新たに13カ所追加し、4県の計144カ所を掲載。現地で商品購入が可能かどうかや、外国人客向けのスタッフの有無などの要素を加えて、酒蔵巡りや観光に役立つ地図に仕上げている。



 同マップは、四国で生産される酒類の知名度向上を目的に、同局が2016年に第1弾を作製。製造所の増加などに伴って改訂し、今回は20年3月以来、約2年ぶりに新調した。

 第5弾は、21年8月末時点で四国にある製造所173カ所のうち、144カ所を掲載。県内は第4弾の16カ所から変わらず、他の3県で計13カ所を追加した。製造所の紹介欄では、代表的な銘柄や酒蔵見学の可否などの従来情報に加え、製造所で商品が買えるかどうか、外国語対応スタッフが常駐しているかという項目を設けた。

 マップはA2判の両面カラー刷り。「日本語と英語」「中国語の繁体字と簡体字」「日本語と韓国語」でそれぞれ紹介文を掲載した3種類を計3万部作製。JR四国の主要駅や4県の空港で配布しており、同局ホームページでも閲覧できる。

(四国新聞・2022/06/17掲載)


高松国税局(お酒に関する情報)


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