国土交通省は7日、プレジャーボートなどが係留できる「海の駅」を利用し、近隣の景勝地や飲食店を巡る観光モデルコース「マリンチック街道」として、新たに「三豊」(香川)や「宮古」(岩手)など11ルートを発表した。昨年3月に選んだ「小樽」(北海道)など5ルートに続く第2弾となる。

 他の9ルートは東京・夢の島、富山湾、知多(愛知)、伊勢湾(三重)、神戸・西宮、神戸・淡路、竹原(広島)、新居浜(愛媛)、長崎。

 海上周遊のみで終わることが多いとされるレジャー客に上陸して観光や食事も楽しんでもらい、地域活性化につなげる狙い。

 「三豊」は仁尾マリーナを発着点に、荘内半島や粟島を巡るコース。沖合の小島に本殿があり年に2日間だけ参拝できる津嶋神社や、粟島海洋記念館(旧国立粟島海員学校)に隣接した宿泊施設「ル・ポール粟島」などを撮影や上陸ポイントとして紹介している。

(四国新聞・2019/03/08掲載)


国土交通省「マリンチック街道」 HP


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