香川県さぬき市大川町のみろく自然公園で、夏を彩るハナハスが見頃を迎えている。ピンクや白色の花が美しく開き、散策に訪れた人を楽しませている。


見頃を迎えて咲き誇るハナハス=香川県さぬき市大川町、みろく自然公園

見頃を迎えて咲き誇るハナハス=香川県さぬき市大川町、みろく自然公園


 みろく自然公園では、仏教と縁の深い「みろく」という公園名にちなんで、1998年からハナハスを栽培。ハナハスは開花期間が短いことで知られ、花が開いたり閉じたりを繰り返し、開花から4日目には先端部に当たる花托(かたく)を残して散るという。

 現在、花が咲いているのは、同園南部のクリスマスローズの道近く。今年は60鉢を育てており、6月末から少しずつ開花。気温の上昇とともに今月に入って、直径20センチほどのピンクや白色の花が次々と開花している。

 みろく自然公園の栽培管理担当者によると、つぼみの株はまだ多くあり、今月いっぱいは楽しめるという。

(四国新聞・2022/07/13掲載)



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