新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けている飲食店街を自ら盛り上げようと、高松市中心部の飲食店64店が連携し、14日からイベントを開催する。17日までの4日間、丸亀町グリーンけやき広場に特設の飲食スペースをオープン。連携する飲食店を利用するとプレゼントがもらえるスタンプラリーも行う。

 飲食スペースは、同市中心部に飲食店を複数展開する平井料理システム(同市)が運営。唐揚げやソーセージのほか、サントリー四国支社の協力で、オリーブやスダチなど四国の味を使ったオリジナルのジンソーダを販売する。

 スタンプラリーは、連携する64店で飲食するとスタンプが一つもらえ、三つ集めるとジンソーダの缶が2本、六つで缶ビールなど4本がもらえる。

 飲食スペースの営業時間は14、15日が午後4~9時、16、17日が同1~9時。スタンプラリーは8月12日まで。平井料理システムの平井利彦社長は「多くの飲食店は今も感染前の売り上げには戻っておらず、厳しい経営が続いている。互いに連携し合うことで、市場の活性化につながれば」と話している。

(四国新聞・2022/07/14掲載)

丸亀町グリーンけやき広場



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