船上で音楽や食を楽しむイベント「MUSIC BLUEエンターテインメントクルーズ」が8月13、14の両日に開かれる。チャーターしたフェリーから見える瀬戸内の美しい景色を眺めながら大道芸や生演奏を鑑賞する趣向で、ぜいたくで心地よい「夏の船旅」が味わえる。


「MUSIC BLUEエンターテインメントクルーズ」のイメージ(コラージュ)


 音楽イベントなどを手がける「街角に音楽を@香川」(鹿庭弘百代表理事)が四国汽船(直島町)の協力を得て、文化庁の補助事業として開催する。

 クルーズは高松港を正午に出航する「シーウインドクルーズ」と午後5時20分に出航する「サンセットクルーズ」の2コース。いずれも約3時間の航程で、参加者はフェリーの船内で食事をしながら音楽や大道芸を堪能。1時間後にフェリーが沖で停泊した後、参加者は車両甲板に移動し、開放されたゲートから見える瀬戸内海をバックに生演奏とパフォーマンスを楽しんでもらう。

 出演する大道芸人はジャグリングの森田智博さん、パントマイムのバーバラ村田さん、新感覚パントマイムで注目を集める「ZEROKO(ゼロコ)」。音楽はバイオリンとギターの「高橋誠Vnユニット」、「サウスサイドジャズバンド」(13日)、高松市出身のサックス奏者・多田誠司さんが参加する「多田誠司+グレースマーヤバンド」(14日)が会場を沸かせる。

 2日間で計4クルーズ実施。参加費は「シーウインド」が中学生以上6500円、小学生3500円(ランチ付き)、「サンセット」は中学生以上7500円、小学生4500円(ワンプレート付き)。フェリーは500人乗りだが、新型コロナウイルス感染症対策のため定員を各200人に限定する。希望者は「街角に音楽を@香川」のホームページから申し込む。問い合わせは「街角に音楽を@香川」、電話087-851-5855。

(四国新聞・2022/07/21掲載)


MUSIC BLUE エンターテインメントクルーズ


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