ソプラノ歌手の小浜妙美さんが古里の坂出市で歌声を披露する「ハートフルスペシャルコンサート」が8月7日、香川県坂出市京町の市民ホールで開かれる。19回目となる今回は「Vivere―生きる!―」をテーマに、前向きなメッセージが込められたイタリア、ドイツ歌曲や日本の懐かしい作品を力強く歌い上げる。


コンサートへの来場を呼びかける小浜妙美さん(左)=香川県高松市

コンサートへの来場を呼びかける小浜妙美さん(左)=香川県高松市


 コンサートは京都市立芸術大教授の小浜さんが2000年から毎年行ってきたが、新型コロナウイルスの影響で今回3年ぶりの開催となる。「舞台に立てない間に温めてきた曲ばかり。コロナ禍の中でも曲のメッセージを受け取って毎日をポジティブに過ごしてほしい」と思いを語る。
 プログラムは3部構成。1部はイタリアのビクシオによる「Vivere(生きる)」など爽やかな曲で来場者を勇気づける。2部は「献呈」やシュトラウスの「万霊節」で先立った恩人らへの感謝を表現。3部は「夏の思い出」「赤とんぼ」といった四季の歌を姉・良子さんのアレンジで届け、最後はリストの「愛の夢」の情熱的な歌声で締めくくる。ピアノは良子さん。
 午後2時開演。入場料は一般3千円ほか。国の感染症対策ガイドラインに沿って実施する。問い合わせはDIVA香川支部、電話087-831-8020。

(四国新聞・2022/07/28掲載)



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