「讃岐富士」として親しまれている香川県丸亀市の飯野山で山頂の中心に昇る太陽が周辺のため池の水面に映り込み、二つのダイヤモンドがきらめくように見える「ダブルダイヤモンド讃岐富士」が見頃を迎えた。丸亀市観光協会は「ため池の水草が例年より多く、見えづらい可能性はあるが、多くの人に楽しんでもらえれば」としている。31日ごろまで。


宮池から見たダブルダイヤモンド讃岐富士(資料)


 ダブルダイヤモンド讃岐富士は、晴天で風のない日の出時に数分間だけ見られる現象で、4月中旬と8月下旬のそれぞれ2週間程度が見頃。風がある日はため池の水面が揺れるため、映り込みの写真をきれいに撮影できないという。
 同協会は、市公式インスタグラム「マルカメラ」との合同キャンペーンを企画。マルカメラの公式アカウントをフォローした上で、「#マルカメラ」「#ダブルダイヤモンド讃岐富士」の二つのハッシュタグをつけて投稿した画面を、市観光案内所か丸亀城内観光案内所の窓口で提示すれば、先着50人に特製缶バッジをプレゼントする。
 撮影ポイントの宮池(同市土器町)で例年行っているお茶の接待は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため引き続き見送る。問い合わせは丸亀市観光協会、電話0877-22-0331。

(四国新聞・2022/08/20掲載)


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