香川県内のうどん店でつくる「あそぶうどん実行委員会」は、高松市のうどん店などを巡るスタンプラリーを開催している。参加店舗で「温かい麺」「天ぷら」などお題に応じたメニューを食べるほか、県内の観光地を訪れることでスタンプを集めると、参加店でうどんの割引を受けることができる。9月30日まで。


「行きつけ以外の店に足を運ぶきっかけになれば」と話す横倉店長=香川県高松市鬼無町、ヨコクラうどん

「行きつけ以外の店に足を運ぶきっかけになれば」と話す横倉店長=香川県高松市鬼無町、ヨコクラうどん


 「うどんコレクションスタンプラリー高松」と題し、行きつけの店舗以外にも足を運ぶきっかけにしてもらおうと企画。2019年、21年に続く3回目で、これまでは中・西讃のうどん店での開催だったが、初めて高松市の店舗が中心となって行う。
 参加店舗は、うどん棒高松本店(亀井町)、手打ちうどん清水屋(成合町)、おうどん瀬戸晴れ(牟礼町)、ヨコクラうどん(鬼無町)など8店舗。
 集めるスタンプは全12個で、「冷たい麺」「肉」など9種類あるお題のメニューを参加店舗で食べるほか、前回までのスタンプラリーに参加した16店のうち1店舗で食事をするとスタンプが1個もらえる。観光地は観音寺市の「寛永通宝の砂絵」とさぬき市の四国霊場88番札所・大窪寺が対象で、自身と観光地を写真に収めた「自撮り写真」を参加店舗で提示すれば、1カ所につきスタンプが1個集められる。
 12個全て達成で、参加店舗でそれぞれ200円の割引を受けられる。シートは参加店舗で配布。中心となって企画したヨコクラうどんの店長、横倉英城さん(44)は「店ごとのメニューや雰囲気の違いを感じてほしい。店員とのコミュニケーションも楽しんでもらえれば」と話している。

(四国新聞・2022/08/25掲載)


うどんコレクションスタンプラリー高松(Twitter)


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