青ネギとスダチ、うどんと食べて 香川県内17店でキャンペーン
香川県農協や全農徳島県本部などは26日、讃岐うどんの薬味として欠かせない香川県産の「さぬきの青ねぎ」と、徳島県産の「阿波のすだち」の消費拡大や知名度アップを図るコラボキャンペーンを始めた。県内のうどん店17店が参加し、各店が青ネギとスダチを使った期間限定メニューを提供する。9月4日まで。
キャンペーンは2010年から毎年実施。13回目となる今年は、うどん用の県産小麦を使用する「さぬきの夢応援店」に登録した49店のうち、17店がコラボして「すだち温玉ぶっかけ」「すだちサラダぶっかけ」「釜揚げすだち醤油(しょうゆ)」などを販売する。
この日、高松市松縄町のさぬき麺業いしうす庵レインボー店でセレモニーがあり、香川、徳島両県のPR大使が同社の香川政明社長に青ネギとスダチを贈呈。受け取った香川社長は「讃岐うどんに青ネギ、スダチとシンプルな材料だが、味のインパクトは強い。暑く蒸し蒸しとした時季なので、爽やかなうどんを味わってほしい」と話した。
同店では早速、この日限定のサービスとして各メニューに通常の量より多い青ネギとスダチを添えて提供。キャンペーン期間中は、青ネギとスダチを薬味としてではなく食材として味わってもらおうと、ふんだんにトッピングした「すだちぶっかけうどん」(480円)を期間限定メニューとして販売している。
キャンペーンに参加しているうどん店は、香川県のホームページで確認できる。
(四国新聞・2022/08/27掲載)