香川県内を拠点に活動する声楽グループ「アウローラ」(岸上美保代表)の「オペラガラコンサート 華麗なるオペラの世界へ」が10月10日、高松市屋島西町の穴吹学園ホールで開かれる。4年ぶりとなる今公演は創立20周年記念として開催。広く親しまれているオペラの楽曲に華麗なフラメンコも交え、節目の舞台を盛大に彩る。


本番を前に練習に汗を流す出演者=高松市御厩町

本番を前に練習に汗を流す出演者=高松市御厩町


 今回は欧州で長年活躍してきた千代崎元昭(テノール)を芸術監督に起用。ゲストに東京を中心に活動している家田紀子(ソプラノ)を招へいし、アウローラの声楽家7人と共に歌声を披露する。
 プログラムは15曲。イタリアで「第2の国歌」とも称される「ナブッコ」より「行けわが想いよ黄金の翼に乗って」のほか、「蝶々夫人」より「花の二重唱」など花にまつわる曲を集めたのも特徴。「カルメン」より「闘牛士の歌」ではダンサー2人がフラメンコを踊って視覚的にも楽しめる舞台を展開する。
 アウローラは気軽に楽しめるクラシックやオペラの舞台を提供しようと2001年に設立。記念公演は昨年行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期していた。岸上代表は「感動や励ましを与える生の歌声を聴いてほしい」と話している。
 午後2時開演。入場料は一般3千円ほか。問い合わせは同団、電話090-3181-0938。

(四国新聞・2022/10/06掲載)



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