新潟県の佐渡島を拠点に、国内外で活躍する太鼓芸能集団「鼓童」の全国ツアー「ワン・アース・ツアー2022~ミチカケ」が12月11日、香川県観音寺市観音寺町のハイスタッフホールで開かれる。三豊市出身のメンバー住吉佑太さん(31)が音楽監督を務め、従来の太鼓のイメージを覆す新感覚の舞台を届ける。


鼓童ワン・アース・ツアー2022のポスター


 鼓童は、これまでに53の国と地域で6500回余の公演を実施。住吉さんは2010年に鼓童の研修所に入所し、13年からメンバーとして大太鼓やソリストを務めてきたほか、楽曲制作やアレンジにも携わっている。
 今回の公演は11月から佐渡島を皮切りに全国11会場を巡る全国ツアーの一環。プログラムは全て新曲で、「潮の満ち引き」「月の満ち欠け」といった自然界にある長い周期感を太鼓などで表現した。金属製のパイプチャイムなど太鼓以外の楽器を取り入れているのも特徴で、客席が音に包まれるような工夫を施している。
 会場は大ホール。午後2時開演。入場料は一般5500円ほか。 問い合わせはハイスタッフホール、電話0875-23-3939。

(四国新聞・2022/10/13掲載)


鼓童ワン・アース・ツアー2022



関連情報