劇団「ままごと」 短編2作品上演 瀬戸芸バージョン披露 来月3日(小豆島町)、5日(土庄町豊島)
四国学院大非常勤講師で劇作家・演出家の柴幸男さんが主宰する劇団「ままごと」が11月3日に香川県小豆郡小豆島町の池田体育館、5日に土庄町豊島の唐櫃講堂で、それぞれ演劇作品を上演する。公演は瀬戸内国際芸術祭2022秋会期のパフォーマンス作品の一つ。
同劇団は2009年に旗揚げ。13年の瀬戸芸に初参加して以来、継続的に小豆島で演劇活動を展開。島の歴史や記憶を反映した作品や地元住民らと共に創作した作品を上演している。
今回披露する演目は、同劇団がこれまでに手がけてきた「あゆみ(短編)」と「反復かつ連続」の2作品で、小豆島出身の俳優や豊島の住民が出演する瀬戸芸バージョンとして上演する。3日は、2人の少女が過ごした時間を複数の俳優が歩きながら紡いでいく物語の「あゆみ(短編)」を、5日は、ある家族の朝の風景を多重録音を用いて1人の俳優が演じる「反復かつ連続」を公開する。
開演は、3日が午後1時と同4時半。5日が午前10時45分と午後3時。料金はいずれも前売り1000円、当日1200円(パスポート提示で千円)、小中高生500円。事前予約は専用フォーム(http://mamagoto.org/)から申し込む。
問い合わせは同劇団、電話090-2561-8730。
(四国新聞・2022/10/24掲載)