秋バラ輝く400種 丸亀・ニューレオマ
香川県丸亀市綾歌町のニューレオマワールドで秋バラが見頃を迎えている。世界各国から約400品種を集めて植栽しており、赤や黄、ピンクなど色とりどりの花弁を広げ、美しさとともに優雅な芳香で来園者を楽しませている。11月23日まで。
同園によると、現在はオリエンタルトリップ内でカンボジア・アンコールワットの遺跡を再現したゾーンに広がる「大バラ庭園」などが最盛期。庭園手前のフラワーガーデンでは、黄金色に輝くマリーゴールドも競演している。
同園のバラは多くが四季咲きで、春にも見頃を迎えるが、秋のバラは花の数が少なくなる分、色合い、香りともに濃くなる傾向があるという。庭園では花の女王らしいピンク色の大輪の花を咲かせる「クイーン・エリザベス」や、鮮やかなオレンジ色の花が特徴の「プリンセス・ミチコ」、真っ赤な花の「ミスターリンカーン」など多彩な品種が楽しめる。
バラにはそれぞれ「カップ咲き」「一重咲き」といった花の咲き方にも特徴があり、担当者は「一輪一輪が見やすい秋だからこそ、それぞれを見比べながら庭園を散策してもらえれば」と話している。
即売会も開催中。所定の入園料が必要。火曜休園。問い合わせは同園〈0877-86-1071〉。
(四国新聞・2022/10/29掲載)