JR各社の吹奏楽団が一堂に集結する「JRグループ音楽連盟 第5回定期演奏会」が12日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール大ホールで開かれる。普段は乗務員などを担当している楽団員が、四国の乗客らへの感謝の気持ちを込めて親しみやすい楽曲演奏を繰り広げる。


福岡県で行われた前回の定期演奏会の一幕(資料)

福岡県で行われた前回の定期演奏会の一幕(資料)


 同連盟は2015年に発足し、JR四国など7社の吹奏楽団で構成。年1回演奏会を開いていたが、新型コロナウイルスの影響で今回は3年ぶりの開催となる。初の四国公演となる今回は、「アンパンマンのマーチ」「ミックスナッツ」といったアニメソングやポップスを楽団ごとに取り上げる。
 公演のフィナーレを飾るのは、各楽団の選抜メンバーと地元混声合唱団による総勢約120人の舞台。鉄道開業150周年を記念し、国鉄時代から演奏されてきた「鉄道行進曲」を披露するほか、義援金で作曲された東日本大震災復興応援ソング「これがわたしのすべきこと」を高らかに奏でる。
 午後2時開演。入場無料(予約不要)。問い合わせはJR四国吹奏楽部、電話080-2858-7586。

(四国新聞・2022/11/10掲載)



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