冬の街彩る幻想的な光 坂出でフェス開幕
香川県坂出市のJR坂出駅前を光で彩る冬の風物詩「2022さかいで光輝里(ひかり)フェスティバル」が1日、スタートした。約10万個の発光ダイオード(LED)でシンボルツリーのヒマラヤ杉と周辺の街路樹などを装飾、街を幻想的な雰囲気で包み込んでいる。2023年1月3日まで。
市街地のにぎわい創出を目的に、市などでつくる実行委員会が2002年から毎年開催。今年も同市元町の駅前に広がる市民広場からバスロータリーまでを会場とし、ハナミズキ広場では市民団体や高校、企業などが趣向を凝らしたイルミネーションを施した。
市民広場ではヒマラヤ杉全体に白いライトを飾り付け、雪が積もるイメージを演出。根元には大きなピンクのハートもあしらい、絶好の撮影スポットになっている。常設ステージ周辺は、翼や波を表現したオブジェを展示している。
バスロータリーには瀬戸大橋をイメージした装飾が登場するなど、さまざまなデザインで訪れる人を楽しませている。
期間中は午後5時から午後10時まで点灯(31日のみ翌朝6時まで)。3日午後3時からは市民広場で、3年ぶりにイベントを開催。点灯式のほか、ダンスパフォーマンスのステージや丸亀市出身のシンガー・ソングライター優希亜さんのライブなどを行う。
(四国新聞・2022/12/02掲載)
坂出市市制施行80周年記念 2022さかいで光輝里フェスティバル