芸術と食で地域振興 せとうち観光短大で催し 創作スイーツやワークショップ
パティシエの創作スイーツと紅茶のセットや現代美術作家によるワークショップを楽しむ「アート・アフタヌーンティー・サロン」が11日から延べ3日間、香川県高松市屋島西町のせとうち観光専門職短期大学で開かれる。アートと食で地域振興を考える催しとして、学生が講座のサポートや飲食の給仕で協力。予約制で参加者を募集している。
あなぶきグループや穴吹学園が1月に設立した一般社団法人「せとうち四国観光地域創生研究所」が主催する。
今年の瀬戸内国際芸術祭に出展した作家金孝姸(キムヒョヨン)さんが講師を務め、布製ツリーの飾り作りや、窓ガラスへのドローイングなどに取り組む。その後、高松国際ホテルのパティシエ柿沢朗さんが学生の意見を取り入れて創作した一口大のスイーツセットと紅茶などのドリンクを提供する。
開催日は11日のほか、来年1月14日、2月11日。3日間とも午前10時、午後1時開始の2部制で、定員は各部25人。料金は参加1回につき、1人4400円。問い合わせは同短大内の穴吹学園ホール〈087(844)3511〉。
(四国新聞・2022/12/03掲載)