香川県丸亀市のJR丸亀駅南口広場で16日、冬の風物詩となっている「ウインターイルミネーション」が始まった。広場にある噴水跡の花壇を計約1万5千個の発光ダイオード(LED)で装飾。花壇の上に三角すいのオブジェも配置し、「色とりどりの世界」をテーマに幻想的に彩っている。


JR丸亀駅前の広場を彩るイルミネーション=丸亀市浜町

JR丸亀駅前の広場を彩るイルミネーション=丸亀市浜町


 市民や観光客らに季節感を感じてもらおうと、市観光協会が毎年実施。南口広場では8回目となり、今年も四国職業能力開発大学校(同市郡家町)の学生らが協力した。
 今年は噴水の名残でもある4本の鉄骨のアーチ(水の噴き出し口)などを生かして飾り付け。鉄骨にそれぞれ幅8メートル、長さ2メートルの網を張り、カラフルなビニールひもとLEDライトで装飾した。
 初日に行われた点灯式では、松永市長が「イルミネーションは大好き。今後も元気なまちづくりに一生懸命取り組む」とあいさつ。デザインにも携わった同大学校住居環境科2年の岩本和磨さん(20)は「点灯してみると、思っていた以上にきれいな仕上がり。写真などをいっぱい撮影してもらい、駅前が活気づけば」と願っていた。
 香川丸亀国際ハーフマラソン大会が開かれる来年2月5日まで点灯する。時間は午後5~10時。

(四国新聞・2022/12/18掲載)



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