観音寺総合高校(香川県観音寺市天神町、藤原裕樹校長)総合学科食物系列の生徒たちが考案した、四国4県の食材を生かして四国の魅力をPRするメニュー3種類が商品化され、高松自動車道の豊浜サービスエリア(SA)上り線のレストランで順次販売している。


商品化されたメニューを披露する(左から)三沢さん、鴨田さん、神野さん、福田さん、金田さん=観音寺市天神町、観音寺総合高

商品化されたメニューを披露する(左から)三沢さん、鴨田さん、神野さん、福田さん、金田さん=観音寺市天神町、観音寺総合高


 同校の創立100周年を記念し、同校と西日本高速道路サービス・ホールディングス四国支社などが連携して企画。同校食物系列の2、3年生が提案した46種類のメニューの中から選んだ。
 「オリーブ豚のミルフィーユ鍋定食」(1580円)は、赤身のうまみと脂身の甘みを楽しめるオリーブ豚を白菜に挟んだ鍋物がメインの定食。ポン酢にユズやイヨカン、かつお節などを使っている。3年三沢大和さん(18)の作品で、簡単に調理できるのが特色。
 「オリーブ地鶏のぶっかけうどんと四県天丼」(1480円)は、ゆでたオリーブ地鶏に大根おろしを添えてうどんにトッピング、天丼は四国各県特産の野菜などを具材にしている。いずれも3年の神野翼さん(18)、鴨田遥菜さん(17)のレシピをセットにした。


「食べてみてん四国定食」

「食べてみてん四国定食」


 「食べてみてん四国定食」(1680円)は、四万十鶏の南蛮焼き、オリーブ豚の唐揚げ、鳴門金時のポテトサラダをワンプレートに盛り付けた。3年福田莉菜さん(18)と2年金田雪羽さん(16)のレシピを組み合わせてアレンジ。タルタルソースは玉ネギの代わりにラッキョウを取り入れている。
 三沢さんらは「自分が作ったものが形になるのはすごくうれしい。四国の魅力を伝える貴重な体験ができた」「心も体も温まって、できれば観音寺の観光もしてもらえれば」などと話している。
 「オリーブ豚の―」「オリーブ地鶏の―」は24日まで提供中。「食べてみてん―」は24日から来年2月12日まで販売する。

(四国新聞・2022/12/20掲載)



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