かがわ農産物流通消費推進協議会や県農協、高知県ゆず振興対策協議会は22日、香川県産オリジナル小麦「さぬきの夢」、香川県産野菜「さぬき讃ベジタブル」、高知県産ユズの消費拡大を図る初めてのコラボフェアを始めた。香川県内のうどん店11店が参加し、各店が県産野菜とユズを使用した期間限定メニューを提供している。31日まで。


香川県産野菜と高知県産ユズを受け取った香川社長(左から2人目)=香川県綾川町滝宮、道の駅滝宮

香川県産野菜と高知県産ユズを受け取った香川社長(左から2人目)=香川県綾川町滝宮、道の駅滝宮


 フェアは、毎年夏に行っている徳島県産のスダチなどとのコラボキャンペーンに続く冬の企画で、香川県が高知県に呼びかけて実現。うどん用の県産小麦を使用する「さぬきの夢応援店」に登録した49店のうち11店がコラボし、「まるごとゆずのおろしぶっかけ」「ゆず薫る野菜たっぷりあんかけうどん」「ゆず香るロメインレタスとオリーブ牛うどん」など独自の一杯を販売している。
 22日は綾川町滝宮の道の駅滝宮内のうどん店「さぬきうどんの駅綾川」でセレモニーがあり、同店を運営する民サ麺業の香川隆昭社長に、香川、高知両県の関係者が香川県産野菜や高知県産ユズを贈呈。受け取った香川社長は「ユズをうどんに使用するのは初めての試み。来店客の反応を見ながら提供の仕方を探っていきたい」と話した。
 同店では、県産野菜を使ったしっぽくうどんにユズの皮を添えた「ゆずしっぽくうどん」(小500円、大630円)や、しゃきしゃきとした食感のレタスと甘辛く煮た牛肉をトッピングした「レタスと牛肉のぶっかけうどん」(小600円、大700円)の2種類を販売している。
 フェアに参加しているうどん店や提供メニューは、香川県のホームページで確認できる。

(四国新聞・2022/12/24掲載)


「さぬきの夢」うどんと、さぬき讃ベジタブル、高知県産「ゆず」のコラボフェアを開催!


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