国の特別名勝・栗林公園(高松市栗林町)で26日、毎年恒例の門松の飾り付けが行われた。高さ約2・1メートルの門松が東門と北門に一対ずつお目見え=写真=。来年1月6日まで設置され、来園者を出迎える。



 東門では午前9時ごろから、同公園造園課の職員4人が作業を開始。直径約60センチのおけに3本の竹や松、梅のほか、「難を転ずる」と言われる赤い実のナンテン、白や紫色の葉ボタンといった縁起物を飾り付け、2時間ほどで一対を仕上げた。門松が完成すると、来園者は眺めたり、写真に収めたりしながら、一足早く正月気分を味わっていた。
 元日は例年通り無料入園日。2、3日は着物姿の来園者は無料で入園できる。門松を製作した造園課の足立有志主任は「例年通りの出来栄え。縁起物の門松を見てもらって、来園者には新年を良い一年にしてほしい」と話した。

(四国新聞・2022/12/27掲載)


栗林公園



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