「ドラムの神様」と称される米国人ミュージシャン、スティーブ・ガッドが1月、コンサートのため来日する。多くの演奏家に影響を与え続ける巨匠が、グラミー賞を獲得したバンドを率いて世界最高峰のサウンドを響かせる。来日公演は東京、香川、大阪の3カ所を巡るツアー。東京と大阪はチケットが完売間近となる人気ぶりで、唯一の地方公演の香川でも問い合わせが相次いでいる。


来県するスティーブ・ガッド

来県するスティーブ・ガッド


 ガッドは1970年代初めからニューヨークで活動。華麗なテクニックと独自のグルーブ感で名声を高め、エリック・クラプトンやポール・サイモン、チック・コリアら著名な音楽家と共演を重ねた。
 2013年にマイケル・ランドウ(ギター)らとバンドを結成。18年に発表したアルバム「スティーブ・ガッド・バンド」でグラミー賞のベスト・コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞を獲得し、今年も同賞にノミネートされた。現在も海外ツアーを行うなど精力的に活動している。
 来日公演では、R&Bやジャズ、ラテンなどアメリカンミュージックの魅力が凝縮したサウンドを響かせる。結成10周年を迎えたバンドはガッドが最も信頼を寄せるメンバーで、今回が集大成のステージとなる。
 香川公演は5年ぶり。「街角に音楽を@香川」が主催。26日午後7時開演。入場料は8800円(前売り7800円)。問い合わせは街角に音楽を@香川、電話087-851-5855。

共に良い時間を

 スティーブ・ガッドのコメント いよいよ私たちは高松へ行きます。1月26日はレクザムホールでのコンサート。ぜひ会場で共に良い時間を過ごしましょう。

(四国新聞・2022/12/28掲載)


街角に音楽を@香川



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