高松の伝統的ものづくりをPRするイベントが4日、高松市香南町の高松空港で始まった=写真=。松盆栽や香川漆器、庵治石の作品を展示販売しており、香川の空の玄関口を利用する観光客らに高松の伝統品の魅力をアピールしている。5日まで。



 イベントは、高松の伝統的ものづくりの認知度アップと販売促進を図ろうと、市が初めて開催。同空港2階国内線出発ロビーの一角にブースを設置した。
 会場には、どんぶりや皿、箸などの漆塗りの食器をはじめ、小品盆栽、松のポット苗、高さ約30センチのトラの像などがずらり。鬼無・国分寺地区の盆栽職人によるコケ玉作りのデモンストレーションもあり、空港利用客らは足を止め、出発までの待ち時間を楽しんでいた。
 開催時間は午前9時から午後5時まで。入場無料。

(四国新聞・2023/02/05掲載)



関連情報