トロンボーン身近に感じて 東川暁洋(香川県高松出身)ソロコンサート 19日・ハイスタッフホール
第一線で活躍するトロンボーン奏者、東川暁洋(香川県高松市出身)のソロコンサートが19日、香川県観音寺市観音寺町のハイスタッフホール小ホールで開かれる。クラシック初心者でも楽しめる多彩なプログラムを取り上げ、トロンボーンの音色の醍醐味(だいごみ)を伝える。
東川は高松一高卒業後、東京芸大を経て芸大フィルハーモニア管弦楽団に所属。日本管打楽器コンクールで部門1位に輝き、2013年度の県文化芸術新人賞を受賞した。ソリストとして国内オーケストラとも協演している。
プログラムは「前半に楽器の魅力が伝わる作品を、後半は世界各地の多ジャンルの楽曲を集めた」という10曲構成。オイゲン・ライヒェの「トロンボーン協奏曲第2番」や「スターウォーズ」より「メインタイトル」、ピアソラの「リベルタンゴ」などを演奏する。ピアノ伴奏は城綾乃。
東川は「トロンボーンの音色は人の声に最も近いとされている。その魅力を伝えることで故郷の方々に恩返しできれば」と意気込んでいる。
観音寺市民会館開館5周年事業として開催。午後2時開演。入場料は一般2千円ほか。終演後、同5時から東川による金管楽器のワークショップを開く。問い合わせは同ホール、電話0875-23-3939。
(四国新聞・2023/02/16掲載)