香川県三豊市仁尾町の市民センター仁尾の芝生広場や庁舎を舞台にした恒例のイルミネーションが今年も始まり、約4万3千個の発光ダイオード(LED)で装飾した華やかな空間が訪れる人の目を楽しませている。25日まで。時間は日没から午後9時ごろまで。


芝生広場を彩る色とりどりのオブジェ=三豊市仁尾町、市民センター仁尾

芝生広場を彩る色とりどりのオブジェ=三豊市仁尾町、市民センター仁尾


 住民団体「まちづくり推進隊仁尾」(渡辺究理事長)が冬の魅力づくりを目的に、2014年からバレンタインデーの時期に合わせて開催。10回目の節目を迎えた今回は「光きらめく ふるさと仁尾」をテーマにした。
 昨年好評だった「光のお花畑」は、花のオブジェの数を増やし、一層華やかに演出。推進隊の女性メンバーが中心になり、ペットボトルを再利用して花びらを模したオブジェを制作、県道沿いの植え込みに加えて、今年は芝生広場中央にも取り付けた。
 毎年協力を得ている観音寺総合高校の生徒たちは、新作の大きなハート形をはじめ、カボチャの馬車やシンデレラのオブジェなどを飾り付け。アシカ2頭のオブジェは庁舎2階テラスに移設した。
 家族で毎年訪れているという仁尾小3年の浅野登弥君(9)は「クジラやイルカなどの生き物のオブジェがいろいろな色に光っていて、きれいで楽しい」と声を弾ませた。

(四国新聞・2023/02/17掲載)



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