ひな人形の代わりに盆栽を飾った「盆栽ひな飾り」が24日、香川県高松市国分寺町の高松盆栽の郷(さと)にお目見えした。おひなさまの赤松、お内裏さまの黒松など、高さ約2メートルの七段飾りに15鉢を展示している。26日まで。



 15鉢は樹齢が約4~80年で、高さ15センチ程度の小品盆栽が中心。三人官女は長寿梅、五人ばやしは五葉松やケヤキなど、それぞれのひな人形に見立てた盆栽を飾り付けており、おひなさまには葉が柔らかく、幹に赤みのある赤松を選んだ。
 桃の節句にちなんだユニークな取り組みで盆栽に親しんでもらおうと、生産者らでつくる高松盆栽の郷推進協議会のメンバーらが企画した。観覧無料。同施設の営業時間は午前8時30分~午後5時。

(四国新聞・2023/02/25掲載)


高松盆栽



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