「クラシック楽しんで」 TSUKEMENメンバー来社 25日・高松で15周年コンサート
2丁のバイオリンとピアノを奏でる男性トリオ「TSUKEMEN(ツケメン)」が、25日に香川県高松市で15周年記念のコンサートを開く。メンバーのSUGURUが2月下旬、高松市中野町の四国新聞社を訪れ「エンターテインメントと融合したクラシックを楽しんでほしい」と節目となるコンサートをアピールした。
ツケメンはバイオリンのTAIRIKとKENTA、ピアノのSUGURUの3人で2008年に結成。クラシックやポップスのカバーに加え、オリジナル曲の制作も行っている。21年にリリースしたアルバム「HAPPYキッチン」はクラシックチャートで1位を獲得した。
記念コンサートは昨年10月に広島県からスタート。結成15年を迎えたことについて、SUGURUは「一本一本が勝負という思いでステージを重ねてきた。あっという間の15年だった」と振り返った。香川でのコンサートは9年ぶり。「前回は観客の皆さんと一緒に盛り上がれた記憶があり、温かい印象を受けた」と語った。
当日は、クラシックをベースとした多数の曲をマイクを通さず楽器本来の音で届ける。「どの曲も『肉うどん』のように存在感がある。クラシック初心者の方でも聞きやすいので、音の心地よい振動を感じに来てほしい」と呼びかけた。
会場は香川県高松市玉藻町のレクザムホール。午後3時開演、入場料6千円。申し込み、問い合わせは県民ホールサービスセンター、電話087-823-5023。
(四国新聞・2023/03/03掲載)