道の駅源平の里むれ(香川県高松市牟礼町)で、香川、徳島両県の作家が手がけた「招き猫」を展示販売している。個性豊かな50体が並び、訪れた市民らがじっくりと品定めしながら、お気に入りの一体を買い求めている。売り切れ次第終了。



 昨年12月に産直売り場に設けたアート作品の展示スペースを活用した取り組みの第2弾。同道の駅が企画し、香川のPRにつながるような作品作りを香川、徳島両県の作家25人に依頼した。
 招き猫は陶製で、高さ約10センチ。同道の駅が用意した型を使って制作しており、ポーズは前足の挙げ方が異なる3種類。オリーブハマチやうどんを持ったもの、源義経に扮(ふん)したものなど、一つ一つ表情や色彩、飾りが異なっている。背面には硬貨の投入口を設けており、貯金箱としても利用できる。紙製の金びょうぶと敷物のセットで、価格は3960円。
 同道の駅は「すべて手作りの一点もの。福を呼ぶ、お気に入りの作品に出合ってもらえれば」としている。問い合わせは、道の駅源平の里むれ087-845-6080。

(四国新聞・2023/03/10掲載)


源平の里むれ



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