ミョウショウジザクラ見頃 東かがわ・与田寺 かれんな白い花「いい香り」
香川県東かがわ市中筋の与田寺(蓮生芳隆住職)で、早咲きとして知られるミョウショウジザクラが見頃を迎え、参拝者や近隣住民を楽しませている。
ミョウショウジザクラは愛媛県新居浜市の明正寺で発見された品種で、かれんな白い花を咲かせて香りが強いのが特徴。与田寺では1973年に明正寺から贈られた苗木を育て、現在は仁王門近くに2本、朱色の建物「多宝塔」近くに1本ある。
蓮生住職によると、今年は今月初旬から少しずつ咲き始め、現在は仁王門近くの2本が満開になった。16日に高松市から訪れた20代男性は「一般的な桜より白くてきれい。いい香りがする」と話していた。
花は春分の日の21日ごろまで楽しめる見込み。
(四国新聞・2023/3/17掲載)