金毘羅街道をパネルで紹介 琴平、道しるべ協議会
金毘羅五街道の主要道である丸亀街道と多度津街道をテーマにした「こんぴら街道展・門前町展」が18日、香川県仲多度郡琴平町の金陵の郷・くすのき広場で始まった。江戸時代から残る史跡をパネルで展示し、観光客らに両街道の魅力をアピールした。19日まで。
両街道沿いの丸亀市、善通寺市、琴平町、まんのう町でつくる「こんぴらさんへの道しるべ協議会」が企画。歴史などを学ぶ住民グループ「三水会」(位野木正会長)が、写真などを提供した。
会場にはパネル約100点を展示。街道沿いの道標や丁石、鳥居、石灯籠を紹介したほか、参詣が盛んになった理由や、自分の代わりに参拝を頼む「代参」などの言葉を解説した。
また、まんのう町のひまわりオイルなど沿道の特産品を販売。地元住民による「こんぴら船々おどり」もにぎやかに披露し、観光客らを楽しませた。
(四国新聞・2023/3/19掲載)