「第54回かんおんじ銭形まつり」(同協賛会主催、四国新聞社など後援)が13日、香川県観音寺市観音寺町のハイスタッフホールで始まった。高校生や社会人バンドなどが熱いライブを繰り広げ、観音寺の夏の祭典の開幕を盛り上げた。


雨の中、「銭形よさこい前夜祭」で一足先にエネルギッシュな演舞を披露する踊り手たち=観音寺市観音寺町、ハイスタッフホール

雨の中、「銭形よさこい前夜祭」で一足先にエネルギッシュな演舞を披露する踊り手たち=観音寺市観音寺町、ハイスタッフホール


 まつりは学生バンドが出演する「銭Rock」でスタート。若者がロックやヘビーメタルなど力強いサウンドを響かせた。

 続く「ゼニガタライブ」では、社会人バンドが元気なロックやジャズ、フォークソングなどジャンルを超えた楽曲を披露。ゲストライブでは地元出身の直木賞作家・芦原すなおさんと「ザ・ロッキングホースメン」がベンチャーズやビートルズなどの名曲で往年のファンを喜ばせ、大トリは海外でも活躍するインストゥルメンタルバンド「SIBERIAN NEWSPAPER」がギター、バイオリン、ピアノ、パーカッションなどを奏でて締めくくった。


社会人バンドによる元気な演奏で銭形まつりを盛り上げた「ゼニガタライブ」

社会人バンドによる元気な演奏で銭形まつりを盛り上げた「ゼニガタライブ」


 また、踊り連の一部が一足先に登場する「銭形よさこい前夜祭」では、降りしきる雨の中、華やかな衣装に身を包んだ踊り手たちが熱気あふれるパフォーマンスで会場を盛り上げた。

 14日は、県内外から過去最多となる100連約4千人が参加する「銭形よさこい」、総踊りの「銭形おどり」をはじめ、「ちびっこ広場」では射的や輪投げなど家族で楽しめる企画も催される。13日予定の銭形花火は降雨により14日に順延となった。


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