運航終了35年 「連絡船うどん」販売 四国キヨスク、土産用
瀬戸大橋開通に伴って旧国鉄の「宇高連絡船」が運航を終えてから今年で35年となるのに当たり、JR四国グループの四国キヨスク(香川県高松市)は、同船で提供されていた「連絡船うどん」にちなんだ土産用うどん=写真=を8日から販売する。
商品パッケージには讃岐丸、伊予丸、阿波丸、土佐丸の連絡船4隻の写真やグリーン船室の乗船券のデザインをあしらった。特典として、連絡船などの写真のカードも1枚ずつ封入しており、第1弾としては5種類を用意した。
うどんは2人前で、半生麺220グラムと麺つゆ(1袋20ミリリットル)2袋入り。価格は650円で、管内のキヨスク銘品館やセブン―イレブンKioskで扱う。同社ECサイトでは、特典カード5種類が一度にそろう5箱セット(3250円)を販売する。担当者は「当時を懐かしみつつ、子や孫との会話の種にしてもらえたらうれしい」としている。
(四国新聞・2023/04/06掲載)