香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁の四国水族館は、鳥インフルエンザ感染防止のため約4カ月間休止していたケープペンギンの一般公開を再開。大きなプールでスイスイ泳ぐ元気なペンギンたちの姿が来館者を楽しませている。


来館者の前で4カ月ぶりに元気な姿を披露するケープペンギン=香川県宇多津町浜一番丁、四国水族館

来館者の前で4カ月ぶりに元気な姿を披露するケープペンギン=香川県宇多津町浜一番丁、四国水族館


 四国水族館では、県内で昨秋鳥インフルエンザが発生したことを受け、11月9日からペンギンの展示を取りやめ、バックヤードでの飼育に切り替えた。1月中旬に環境省による野鳥監視重点区域の指定が解除された後、約2カ月にわたり鳥インフルの発生がないことから、3月22日に公開を再開した。
 館内の展示エリア「人鳥(ペンギン)の景」は、野鳥などの侵入を防ぐため上部を全面的に防鳥ネットで覆ってはいるが、全22羽のペンギンは元気いっぱい。昨年10月に誕生したひなも全長約40センチ、体重3キロと、成鳥とほぼ変わらない大きさに成長。大きなプールに入って勢いよく泳いだり、仲間で肩を寄せ合ったりと、ほほ笑ましい光景を見せていた。

(四国新聞・2023/04/08掲載)


四国水族館



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