おがた食研(香川県坂出市)の「薫る 骨付鳥」が、特産品利用で優れた成果を上げた食品を表彰する「優良ふるさと食品中央コンクール」(一般財団法人食品産業センター主催)の新技術開発部門で、最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。


農林水産大臣賞を受賞したおがた食研の「薫る 骨付鳥」

農林水産大臣賞を受賞したおがた食研の「薫る 骨付鳥」


 コンクールは1988年度から毎年実施しており、今回で35回目。各都道府県が推薦した食品を対象に、▽新技術開発▽新製品開発▽国産農林産品利用▽国産畜水産品利用の4部門で審査し、農林水産大臣賞4点など計28点が受賞した。
 薫る骨付鳥は、ご当地グルメ「骨付鳥」の親鳥を、常温保存のレトルトパックにした土産品。冷凍や冷蔵の必要がないため、遠方からの観光客でも気軽に購入できる。特許出願中の独自製法で鳥のうまみを閉じ込めており、2022年度かがわ県産品コンクールの知事賞にも選ばれている。
 藤井中社長は「新たな技術として評価され、栄えある賞をいただけてうれしい」と話した。
 商品は1本入り1080円。JR高松駅や高松空港、一部のサービスエリアなどで販売している。

(四国新聞・2023/04/12掲載)


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