アートと自然共存 善通寺で野外彫刻展 21日まで
野外彫刻の作品展「a→g art to garden~アートを庭に」が、香川県善通寺市吉原町の善通寺五岳の里・市民集いの丘公園で開かれている。緑や花畑の中にユニークな彫刻作品が飾られ、アートと自然の共存を楽しめる。21日まで(火曜日と11、12日は休園)。
作品展は、13、14日に同公園で開かれる「善通寺フラワー&ガーデンフェスタ」に合わせ、フェスタ実行委が2年ぶりに開催。県内外の11作家・グループが17件を出品した。
貴志勉さん(東かがわ市)の作品「ライトハウス」は、高さ30センチほどのかわいらしい灯台で、夜になると明かりがともる仕組み。成田浩彰さん(善通寺市)の作品「間(あわい)に揺(ゆら)ぐ」は、木につるされたフィルムシートが風に揺れ、木漏れ日を受けて表情を変える。
さとうゆうじさん(坂出市)と高松工芸高校美術科の生徒たちは、鉄を素材にしたやじろべえのような作品「ゆらゆら」を、ネモフィラ畑の中に展示した。
作品はいずれも購入可能で、フェスタ当日には作家ブースも設けられる。
(四国新聞・2023/05/06掲載)
a→g art to garden~アートを庭に(善通寺市ホームページ)