日本郵便四国支社(松山市、内田謙介支社長)は、弘法大師空海の誕生1250年を記念し、オリジナルフレーム切手の販売を始めた。香川県立ミュージアム(香川県高松市玉藻町)で開催中の特別展「空海―史上最強、讃岐に舞い降りた不滅の巨人」との連携企画。県内186カ所の郵便局のほか、同社のネットショップでも販売している。


弘法大師空海の誕生1250年を記念したオリジナルフレーム切手

弘法大師空海の誕生1250年を記念したオリジナルフレーム切手


 切手は「弘法大師空海所縁の文化遺産」と題し、国宝の「金銅錫杖(しゃくじょう)頭」や「一字一仏法華経序品(ほけきょうじょほん)」などとともに、善通寺市の景観もシートのデザインに取り入れている。1シート(84円切手10枚)1330円で、販売部数は誕生1250年にちなみ1250シートを見込んでいる。
 9日に同ミュージアムで贈呈式があり、同支社県西部地区連絡会で統括局長を務める横山雅彦荘内浦島郵便局長が、古沢保典館長や、弘法大師空海御誕生1250年祭実行委員会の斎藤弘道委員長らに切手を手渡した。同支社は「誕生1250年という記念の年を切手文化を通して一緒に盛り上げたい」としている。
 特別展は同日から後期展示が始まり、金銅錫杖頭など貴重な寺宝の数々を展示している。21日まで。

(四国新聞・2023/05/12掲載)


香川県立ミュージアム



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