香川県高松市亀水町の亀水中央公園で、白やピンクなど色とりどりのバラが見頃を迎えている。園内を彩るあでやかな姿と優美な香りが、訪れた市民らを魅了している。花を楽しめるのは6月下旬まで。


鮮やかに咲き誇り、訪れた人々を魅了するバラ=香川県高松市亀水町、亀水中央公園

鮮やかに咲き誇り、訪れた人々を魅了するバラ=香川県高松市亀水町、亀水中央公園


 同園は敷地面積約2万5千平方メートル。園内に南北に広がるバラ園は、県内有数の規模で、約105種、約1800株を植え付けている。
 今年は今月初めから早咲きの品種を中心に咲き始め、現在六~七分咲き。直径12~13センチの白や深紅の大輪をはじめ、黄色からオレンジ、赤へと花弁が変化していくつるバラなど、多種多彩な花が咲き誇っている。訪れた人たちはゆったりと園内を巡りながら、花ごとに異なる芳香を楽しんだり、写真に収めたりしていた。
 13、14日の2日間、同園のバラの手入れをしている「さぬきばら会」(角陸精二会長)が同所で「ばらまつり」を開く。バラの植え方や管理方法を学ぶ栽培講習(午前11時、午後1時の1日2回)をはじめ、苗や資材などの販売、会員による栽培相談も行う。開催時間は13日が午前10時から午後4時まで、14日が午前9時から午後3時まで。参加無料。小雨決行。

(四国新聞・2023/05/13掲載)



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