香川県高松市片原町商店街の一角に、変わり種の自動販売機を集めたスポット「自販機研究所」がオープンした=写真=。オリーブ豚のハンバーグや讃岐うどんといった香川名物のほか、菓子、雑貨など幅広いジャンルの商品を扱う自販機が並び、注目を集めている。



 新型コロナウイルス下で需要が高まっている自動販売機の新たな可能性を探ろうと、自動販売機管理のウエストアライアンス(高松市)が先月開設した。
 冷凍自販機2台と物販機5台を設置。オリーブ豚ハンバーグ、県オリジナル品種のアスパラガス「さぬきのめざめ」をキャベツ代わりに使った「アスパラ餃子」などかがわ県産品コンクールで入賞した商品のほか、屋島を模したガラスの箸置き、県外メーカーの雑貨なども並ぶ。
 商品ラインアップの入れ替えも随時行っており、同社は「地産地消、名産品や珍しい物のPRなど幅広い需要に対応し、『あそこに行けば面白い物がある』というスポットとして定着させたい」としている。

(四国新聞・2023/05/19掲載)



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