観音寺市の夏の風物詩「かんおんじ銭形まつり」が7月15日に、「銭形よさこい」「銭形おどり」を含めて2019年以来4年ぶりに通常開催されることが決まった。主催する同まつり協賛会(会長・佐伯市長)が29日開いた役員会で実施要項案を承認した。新型コロナウイルス流行まで2日間だった期間は、1日間に短縮する。

 まつりの花形の銭形よさこいは従来、四国内外から100連程度の踊り連が集まっていたが、四国内の30連程度に絞って出演団体を募集した。盆踊りの銭形おどりは来場者が誰でも参加できる演出にする。
 銭形花火は前回と同様に同市凪瀬町を打ち上げ場所とし、15分間に約3千発を予定している。
 ハイスタッフホールでは市内を中心にした小中高校の児童生徒が合唱や吹奏楽などを披露する「学生音楽祭」のほか、アマチュアバンドによる「ゼニガタライブ」を実施。観音寺まちなか交流駐車場にキッチンカーが集まる飲食スペースを設ける。
 同市出身で、市ふるさと応援大使を務めるお笑い芸人のガリベンズ矢野さんとAKB48の行天優莉奈さんがイベントを盛り上げる。

(四国新聞・2023/05/30掲載)


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