世界的に活躍するデジタルアート集団「チームラボ」(東京)のデジタルアートイベント「チームラボ お絵かきフライトとつながる!積み木のまち」が7月30日から8月27日まで、香川県善通寺市文京町の旧善通寺偕行社内で開催される。「共創」をコンセプトに、最先端技術を駆使した教育的プロジェクトで、同市の市制70周年記念行事として実施する。


自分が描いた絵が飛び回る「お絵かきフライト」(ⓒチームラボ、参考画像)


 チームラボはデジタルアートの先駆け的存在で、手がけた作品は国内外で高い人気を集める。県内では2020年に栗林公園(高松市)でイベントを行い、31日間で7万3千人が来場した。中西讃での開催は初めて。
 旧善通寺偕行社は1903(明治36)年、旧陸軍将校の社交場として建てられた国の重要文化財。今回のイベントは昼間も楽しめるのが特徴で、クラシカルな雰囲気が残る建物の屋内で実施する。
 展示するのは、来場者が紙に描いた飛行機やチョウの絵が立体で出現し、目の前を飛び回る「お絵かきフライト」と、積み木を置いて列車や車が走る街を作り、乗り物も進化していく「つながる!積み木のまち」。このほか新作も公開する予定で、大人も子どもも楽しめる内容という。
 開催時間は各日午前11時~午後9時。入場料は大人800円、小中高校生500円、未就学児無料。チケット発売は7月中旬から。詳しくはチームラボのサイト〈https://www.teamlab.art/jp/e/kaikosha/〉、または運営事務局、電話087-831-4449。

(四国新聞・2023/06/30掲載)


チームラボ お絵かきフライトとつながる!積み木のまち



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