高松の夏の風物詩「第56回さぬき高松まつり」(高松市、高松まつり振興会主催)のポスターとTシャツが完成し、市が4日にお披露目した。ポスターは香川を舞台にしたファンタジー漫画「うどんの国の金色毛鞠(きんいろけまり)」と7回連続でコラボレーション。Tシャツは屋島山上から望む花火や美しい夜景などを鮮やかに表現している。


篠丸のどかさんが描いた「さぬき高松まつり」のポスター

篠丸のどかさんが描いた「さぬき高松まつり」のポスター


 ポスターのイラスト制作は、「うどんの国の-」を手がけた高松市出身の漫画家、篠丸のどかさんに依頼。新たなスポットの屋島山上交流拠点施設「やしまーる」などを背景に、作品の登場人物がまつりを楽しむ様子を描いている。
 Tシャツは、写真をベースにしたグラフィックデザイン。赤や黄、青の3色を使ってサンポート地区に打ち上がる花火などを表し、図柄が映えるよう夜に合わせて黒地を採用した。加えて、まつりのキャッチコピー「ものっそ」(ものすごくの意)の文字などを英字であしらっている。


さぬき高松まつりをアピールする公式Tシャツ=高松市役所

さぬき高松まつりをアピールする公式Tシャツ=高松市役所


 ポスターは6月下旬から市役所などで順次掲示。下部にはまつりのページにつながるQRコードを記し、今回は訪日客らにも情報が行き渡るよう、英語や中国語など多言語対応とした(現在準備中)。
 Tシャツは通気性に優れ、快適な着心地という。サイズはSやMなど5種類あり、価格は1枚1500円。市有施設などですでに販売しており、市役所生協では今月7日から取り扱う。
 問い合わせは高松市観光交流課〈087-839-2416〉。

(四国新聞・2023/07/05掲載)


第56回さぬき高松まつり公式ホームページ


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