打楽器・サヌカイト奏者として第一線で活躍する香川県高松市出身の小松玲子さんが9日、同市三谷町の「SALA AURORA(サーラ・アウローラ)」でコンサートを開く。県内での自主公演は約10年ぶり。サヌカイトの繊細な音色で、故郷の風土などを表現した調べを響かせる。

 小松さんは高松一高を経て東京芸術大を卒業。打楽器奏者として国際的に活躍し、香川特産の石「サヌカイト」で作った楽器の演奏を通じて音楽の素晴らしさを伝えている。
 プログラムは自作曲を中心に12曲で構成。自然豊かな屋島からの眺望を表現した「Yashima」や、サヌカイトの産地・金山(坂出市)にゆかりのある弘法大師空海をテーマにした楽曲のほか、「アメイジング・グレイス」などを奏でる。ピアノ伴奏は西谷早苗さん=高松市=。
 正午開演。入場料は1万円(食事付き)。問い合わせはアルテ・エ・ムージカ、メール〈marimbareiko@gmail.com

(四国新聞・2023/07/07掲載)



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